今回は「子育て× 向き合い方」についてお話します。
子どもは認められたい
お子さんが成長して周りの世界に興味を持ち始めると、色々な何故?が出てきたり、自分が達成したもの、大好きなお父さんお母さんとシェアしたいものは、見て認めて欲しい欲求が出てきますね。
大人だって自分の気持ちを共有したいというのは、今まで沢山経験していると思います。
ただ、親の気持ちとしては見てあげたくても、その余裕がないことがありますね。
基本的に大人は近い将来を見据えて行動するという事ができますし、それに沿って日々動いているため、タイミングによっては子供の要望にすぐ応えられないこともあります。
例えば、お出かけや出勤前で時間が無い・夕飯時で忙しい・他の人と今は話しているなど。
そんな時はどう答えていますか?
「今、忙しいから後でね!」だけで終わっていませんか?
今、忙しいと理由を伝えているのは良いのですが、
もう一つ加えて欲しい大事なことがあります。
それは、
いつなら見ることができるのか?いつなら要望に応えることができるのか?
です。
人間は実行する時を決めないと、(よっぽど意志が強くないと)やらない動物だと個人的には思っています。お子さんへの声掛けは、ぜひ具体的な言葉で伝わっているかチェックしてみてください。
「後でね!」の「後」は、いつなのか、小さい子供には抽象的すぎて、うまく伝わりません。
こういう声がけをしてみよう
例えば、こんな風に言ってみるのはどうでしょう?
時計が読めるようになったら
などのようにと具体的な数字を出して伝えます。
「見て!見て」の時期に意識したいポイント
第一声に否定語を使わない
最初の返答が「無理〜」「だめ〜」「時間がない」という言葉は避けたいものです。
逆の立場だったら「歯磨きしてね〜」→「無理〜」、「そろそろ着替えようか」→「だめ〜」など、大人もちょっとガックリしませんか?
第一声は「オッケー」や「了解」という言葉が魔法の言葉だと思っています。
その後に補足説明をしていきます。これは子供(相手)だけでなく、自分へのポジティブワードでもあります。
顔を見て話す
何か作業をしながらではなく、子どもの顔を見て話すということも大事。
子どもは今、見て欲しいんです。それに対して、ながら作業ではなく、体も心も子供に向けて答えましょう。レバイン式で大事なのは対等です。親の(今は時間がないから無理)という気持ちが強いのではなく、子供の(見てほしい)気持ちも同等です。その上で対応を心がけていきましょう。
子供の見たい気持ちに対して丁寧に説明することで、子供は大人を信頼するようになり、また自分自身は大事な存在なんだと分かってきます。
もし数分でも時間がある時なら、さっと見に行き「こんな風にやっていたんだね!」と実況中継。(余裕が無ければ無理に感想を言う必要なしです)
「今はお出かけの時間だから出発するけど、また帰ったらゆっくり見せてね!」とフォローします。
親の意識が変わると・・・
親の意識が変わると声掛けが変わり、行動も変わります。
そして、それは子供が成長して本人が相手にする行動にも影響します。
上手くいかない時ももちろんありますが、意識して具体的な説明をするように続けていきましょう。
BE KIND CHANGE THE WORLD. START AT HOME!