マネーリテラシーという言葉、最近よく聞きますね。子供を育てる側になって、お金の話をどうやって子供としていこう?自分が子供の頃、そのような話は家庭であまりしなかったな、お年玉を親に預けて通帳を見せてもらったけど、使う場面はどんなだったかな?
各家庭で色々な背景があり、状況も様々。正解はないですよね。
ただお金は手に入れる時より使う時に価値観が現れるので、子供とどのようにお金と付き合っていくか(マネーリテラシーを育てていくこと)は親としては気にかけておきたいところです。
さて、今日は実践的な話ではなく、お金の教育をレバイン式ではどう向き合っていくか?を紹介していきます。
お金の教育とは?
お金の教育という言葉だと、基本的なお金の性質や、貯め方、使い方を一緒に考え、お小遣いをどう設定するか?という具体的な話を想像されるかもしれません。
レバイン式は0歳から取り入れられるメソッドです。
レバイン式ではまず大前提として、
お金の話ができる環境を家庭で作るというのが1つの目標になります。
そのために、子供が小さいからお金の話はしなくて良い、
今は分からないからしなくて良いという考えをバッサリと捨てましょう
(自分の当たり前を捨てる)
そして実生活でお金に触れる部分を紹介していきます。(語りかけ)
5秒の語りかけで「お金の教育」
例えば、子供とスーパーに買い物に行ったとしましょう。
そこで
物には値段があること、
スーパーで働いている人がいること、
お父さんとお母さんも同じように働いてお金を得ていること、
そのお金をスーパーで支払っていること。
こんな事を話すのです。
また、
同じトマトでも大きさが違う
品種がある
色が違う
など価格に違いがあることを紹介したり、お金に関連していることを日常生活の会話の一部にして話していきます。
こんなことでお金の教育?と思われるかもしれませんね、こんなことで良いのです。
まずはお金について話す機会を作ることを意識してみてください。
顧みににこんな会話も!
帰り道は
スーパーで見たペットボトルのお茶は〇〇円だったのに自動販売機で同じ商品が〇〇円になっていて、場所によって違いがあることも話ができますね。
貧困の差の話しもできる
そして、もう一つプラスして子供に伝えて欲しいこと。
お金があって豊かな国(家庭)、貧しい国(家庭)があるというお話。
日本は全国的に皆がご飯が食べられて、習い事に行けるような周りと同じような環境にいることも多いですが、そうではない環境にある国(家庭)があるということ。さらには、日本でも貧困問題が起きているということ。
こんな社会的な話を小さい子に?と思うかもしれませんが、レバイン式子育てステップ1)親の意見を伝えると共にステップ2)子供に少し世界の状況をインプットするよう心がけましょう。今すぐ理解してもらう事が目的ではありません。親から始まるレバイン式です、まず親がこのステップ1と2に慣れていきましょう。
例えば、水を使う時(顔を洗う時、手を洗う時、歯を磨く時)
こんな風に身近な事柄だと小さい子供達にも伝えやすいですね。
今回はお金のテーマを避けず、オープンに話せる環境の土台作り。そしてお金にまつわる世界の状況をインプットするというお話でした。
子供だから分からない?小学校の社会科でいずれ触れる?そうではなく、家庭内で小さい頃からお金にまつわる話を聞き、親からの意見を聞いてきた子供たちは、きっと、成長と共に世界で何が起こっているのか、グッと視野が広がって物事を見ていくようになります。
BE KIND CHANGE THE WORLD. START AT HOME!