子どもに「ジェンダーバイアス」を教える意味

こんにちはmayugonです。

突然ですが、皆様はジェンダーバイアスという言葉をご存じでしょうか?

「男らしさ」「女らしさ」などの 男女の役割に関する固定的な観念や、それに基づく差別・偏見・行動などのことをいいます。

例えば

「男の子なんだから泣くな」

「女の子なんだから料理を手伝いなさい」

「女の子なんだから、もっと可愛い服を着たらいいのに」など

子どもの頃言われて、嫌な思いをした人も多いのではないでしょうか。

今回は、性別ではなく子どもの「自分らしさ」を大切にするためにジェンダーバイアスの観点から私が息子に伝えた言葉を紹介したいと思います。

私が思う問題点とはジェンダーのせいで自分らしく生きられないことです。

ジェンダーバイアスにより、「家事や育児は女性がするべきだ」「男性は仕事を優先すべきだ」などという思い込みがあると、自分の得意なことや、好きなこと、適性に合う将来の選択が難しくなります。

私は、

子どもにはジェンダーに縛られて、自分の将来の夢や、好きなことを諦めてほしくないと思っています。

なので家では、「男の子なんだから」「女の子なんだから」と言わないように気を付けています。

しかし、、息子は幼稚園から、ガッツリとジェンダーバイアスを貰ってきてしまいます。笑

「ピンクは女の子の色なんだよ」

「おままごとは女の子の遊びだから」

息子と会話していると、何度か聞いたことがあるセリフです。

「ピンクは男の子が好きでもいいんだよ、性別関係ないよ」

「幼稚園でもおままごとしたい人がおままごとをしていいんだよ。〇〇〇もおままごと大好きだし、家でもやってるでしょ?」

何度か同じようなことを伝えていますが、息子のジェンダーバイアスは消えません

そこで1度、真剣に息子に話してみることにしました。

〇〇〇はおもちゃ屋さん大好きじゃない?おもちゃ屋さんに行って、男の子のおもちゃ、女の子のおもちゃって分けられていると思う?
息子
思わない!(思う!と言われると思っていたのでびっくり!)
そっかそうだよね。皆んな自分が遊びたいおもちゃを選べて幸せだよね。前に男の子がピンクを好きでもいいんだよ?て言った話を覚えてる?
息子
うん!覚えてる
そう、男の子がピンクを好きでも、身につけてもいいんだよって話。なぜあの話をしたかというとね、〇〇〇には、男の子だから、女の子だからって自分の好きなものを諦めて欲しくないからなの。男の子だからこのおもちゃはダメなんて言われたら悲しくない?ままは、男の子だから、女の子だからと区別しないで、自分がいいなと思ったものを選んで、自分らしく生きていってほしいんだ
息子
確かに、僕は可愛いのが好きだから、ダメって言われたら嫌だね。
だよね。でもこれからきっといろんな人に男の子だからって言われると思う。じぃじも男の子だから泣くなって言うでしょ?そうやって言われたら「あぁこの人はそう考える人なんだ」と思って言ってることは聞かなくていいからね。自分がいいと思ったことを諦める必要はないよ
息子
わかった。教えてくれてありがと

息子の最後の言葉を聞いて伝えてよかったなと思いました。

ちなみに

「男の子のおもちゃ、女の子のおもちゃが別れていると思う」と言われた場合

どんなおもちゃが男の子でどんなおもちゃが女の子か聞いてあげて下さい。

例えば

息子
お人形が女の子

と言えば

お人形で遊びたい男の子は1人もいないのかな?

と考えさせるのです。

他にも、

「普段女の子と男の子の接し方の違いを感じたことがある?」

と経験談を聞いてみるのもいいですね(「先生の話し方が違う」とかでてくるかも★)

まだまだ世界にはジェンダーバイアスが沢山あるのが現状です。

私自身も無意識に持っているジェンダーバイアスが多くあります。まずはそのジェンダーバイアスに気づく事も大切です。

子どもが性別ではなく1人の人として自分らしく生きられるよう、まずは家で出来ることから始めていきませんか?

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