癇癪対策③ 子どもの心に寄り添う4つのポイント

癇癪辛いと感じているママ・パパに朗報!

子どもの癇癪は「意見を言える子」になる絶好のチャンス

こんにちは!5歳の息子を育てているmayugonです。

以前のブログでは癇癪対①として「親のイライラ解消法を子どもに教えよう!」をご紹介しました。気になる方はこちらを是非読んでみて下さい。

今回は、子どもの癇癪が落ち着いたら、どのように対応してきたのかご紹介いたします。

①気持ちを落ち着かせられたことを褒める

会話例
〇〇が怒っていた時、おもちゃを並べることで、自分の気持ちを落ち着かせれたね。怒りたいのに頑張ったね。とても素晴らしい努力だね。
〇〇が泣いていた時、気持ちを落ちつかせるためにママに「ギューして」って言えたね、素直になれてとても勇気があると思ったよ。
自分の感情をコントロールすることは難しいけれど、気持ちを落ち着かせるために新しい方法を見つけようとしていたね。ママは〇〇を誇りに思うよ。

子どもの努力や行動を沢山褒めてあげることで「自分で気持ちをコントロールできた」と自信を高めることができます。

②子どもの感情を認め、言語化してあげる

会話例
ブロックが上手く作れなくて、悲しかったのかな?それともイライラした?本当はどんなものを作りたかったのかな?
おもちゃを取られてがっかりしたのかな?その気持ちは分かるよ。もっと遊びたかったよね。

子どもは感情を理解するための未熟な段階にあります。自分の気持ちがどのような感情なのかを理解すること、表現することは子供にとって難しいことです。その手助けをしてあげることで、徐々に自分の感情を認め、理解し、受け入れることができるようになります

③子どもに選択肢を与える

会話例
ブロックが上手く作れなくてイライラした気持ちはわかるよ。その気持ちを受け止めることが大切だね。一緒に解決策を考えようか?ママに手伝ってもらう?それとも違うおもちゃで遊んでみる?
もっとテレビが見たかったね。楽しいもんね。でもルールで決めた通りもうお終い。気持ちを切り替えるために、おやつでも食べる?それともおもちゃで遊ぶ?やりたいことはあるかな?

子どもに選択肢を与えると自己決定能力を高めることになります。自己決定能力をたかめることは、子どもが自分の感情や欲求を理解し、表現する手助けになります自分の感情を表現出来るようになると癇癪を起こしにくくなります。

④同じことが起こったらどうするか話し合う

会話例
また、同じ事が起きたらどうしようか?怒りそうになったら、ママに出来ることはある?
忘れないようにどうしたらいいかな?絵にかいてみる?思い出せるようにママにかけて欲しい言葉はある?

癇癪の原因やパターンを理解し、次回の癇癪の発生を予防するための対策を立てることで、子どもが癇癪を起こす可能性を減らすことができます。また親がサポートしてくれることを理解し、安心感を得ることができ親子の信頼関係が強化されます。

まとめ

癪対策③いかがでしたでしょうか?

ある日、息子がこんなことを話してくれました。

「怒りたくないけど怒っちゃうんだ。止められなくてそれがとても辛いんだ」と。

親にとっても辛い癇癪ではありますが、癇癪を起こしてしまう子どもも辛い思いをしているんだなと気づかされる一言でした。子どもが癇癪を起こしているとき「自分自身と頑張って戦っているんだな」そんな気持ちをもって是非お子さんに寄り添ってあげて下さいね。

How-to-deal-with-toddler-tantrums-2

次回は、癇癪対策として自分の感情を知るために役立つ絵本をご紹介したいと思います。

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