選択肢の多い世の中になった
今日は 子育て ✖️ 気持ち。
会社で就職した人(中途採用含む)の数と同じほど退職者がいると聞きます。
今の時代は働き方が多様化し、自分らしく生きたいという気持ちを大事にする傾向があるので、潔く辞める人も多いのかもしれません。選択肢が多い世の中というのも背景にあると思います。
就職したものの立ち止まって考えると、会社の価値観と合わないかも?自分のやりたい分野ではなかったかも?と思いながら続けるより、
どういう生き方をしたいのか、どういう働き方をしたいのか、再度、自分と向き合う人も多いです。
そこで大事なのが小さい頃からアイデンティティや自分の気持ちに向き合う経験。
子供も大人も感情について学ぶのがとても大事
私はレバイン式子育てで初めて気持ちを学ぶという概念を知りましたが、今は少しずつ日本でも注目を集めている教育でもあります。(SEL教育)
しかも、これは家庭で小さい頃からできるんです。
気持ちを学ぶってどういうことでしょう?
具体的に言うと、
自分はこうゆう時にこんな気持ちになるということを自分で理解しておくということです。
人生、日々色々なことが起こり、決断しなきゃいけない場面も沢山あります。
思えば、今現在というのは過去の自分の選択の結果ですね。
その数多くの選択は自分と向き合わなきゃいけない時でもあります。
その際に選択を左右する要素となるのは自分の気持ち。
ここを知っておくと、自分という人間を理解しているので、決断に自信が持てます。
自信というのは自分を信じると書きますね、その漢字通り、この決断で大丈夫と後押ししてくれる自分を信じる力です。
小さい頃から自分の感情について知ることは、自分と向き合う時間をとる訓練、そして気持ちの種類を知ることは他人の気持ちを想像する力にもなります。エンパシーの土台にもなりますね。
どうやって毎日の生活に取り入れる?
さて、どうやって毎日の生活に取り入れる?
前提として
親子で気持ちを話すために何でも話せる環境は必要ですね。
つまり、尊敬と信頼がある親子関係です。
そして、親からまず自分の気持ちを言う訓練を。
その時のポイントはいくつかあります。
①最後まで聞く
②どんな気持ちも否定しない=認める
③目線を子供に合わせる
④感情の名前のバリエーションを知っておく
※子供の発語がない時は語りかけをすればOK。親の気持ちを聞いてもらいます。
やることは、これだけでOKです!
ステップアップ
慣れてきたら、気持ちを整理する訓練をします。
具体的には「○○の気持ちになったとき、○○をする」と考えてみます。
緊張した時
・深呼吸をする
・声をいつもより大きく出す
・おまじないを自分にかける
こう考えておくと、
その感情になった時、こうできる!と予め訓練していますので、不安定になりにくくなります。
※子供の発語がない時はこの言葉を語りかけすればOK!
緊張したり、嫌な思いをした時、その感情はきっとそこにあります。けど、気持ちに名前がなく過ぎ去っていくこともあります。どういう感情だったか、自分の中に一度取り入れることでネガティブに蓋をせず、理解して次に同じ感情になった時に自分で整理しやすくなります。
感情に名前をつけることが大事
こんな風に自分の気持ちを知ることは自己理解につながり、気持ちのコントロール、自制心にも繋がります。
今日、次男から「お母さんは今日、会社で何が一番楽しかった?」と聞かれました。
私の気持ちを話すチャンス到来です。
ぜひ、今夜、今日一日、自分の気持ちはどうだったか、お子さんに話してみて下さい。
そしてお子さんにも聞いてみて下さいね。
BE KIND CHANGE THE WORLD. START AT HOME!